パブのある英国風ゲストハウス(M様邸)


今回の工事は企画から携わることでお客様の意図を十分に理解し、工事に反映することができました。
工事は2年の歳月をかけ、時にはイギリスまで実物を見に行くほど気合が入っています。
内装に使用されている家具などもイギリスより輸入いたしました。



お世辞にもセンスの良いとは言えない階段が玄関ホールの真ん中にありました。

コンクリートの階段を壊すことなく、無垢板で化粧をし、手摺子柱もロートアイアンに交換です。
手摺の親柱は弊社の手作り品です。白壁は漆喰仕上になっています。



折角の玄関ホールのシャンデリアが台無しの内装状態です。

元からのシャンデリアは一度降ろし、レストアすることで本来の重厚さが戻りました。
壁はオークのパネル仕様となっており、モールディングをさりげなく組み込むことで上品さをだしました。
エッチングガラスを組み込み事で柔らかな灯りがホール全体に広がります。



動線的に使いにくいところに螺旋階段です。
が、取り外すのももったいないので、オークパネルで化粧する事になりました。

オーダーメイドの手摺を取付、オークのパネルを少しずつ曲げながらの作業になります。
施工前の状態が信じられないほどの美しい階段にリフォームされました。


眼下に湖を望む眺望の良い大広間はこの建物のメインとなるバーカウンターを創ります。


既存の柱を利用してバーカウンターを設置しました。 家具はイギリスより輸入した物です。
彫刻を施されたカウンター下のパネルは幾重にもモールディングが重なり施工をした私達の自慢できる場所の一つです。
カウンターから望む景色を引き立てるのは「アンダーセン社」の木製サッシです。


元々はオープンキッチンの状態だった場所は新たに本格的なお料理が生み出される厨房へと変わります。


オープンキッチンはクローズし、M様が今まで集めた絵画やアンティーク雑貨を飾るスペースにしました。
飾り棚は現場施工で作成しています。腰壁とドライウォールのバランスが綺麗にきまりました。
意図的に木部の所々を塗装で汚すことで、アンティーク感を演出しています。


絵画のような景色が後のイングリッシュパブのイメージを膨らませます。

最高のおもてなしができるバーカウンターができました。


書棚も現地で大工さんによる造作です。
天井は段天井になており、壁のイメージを損なうことなく落ち着きのある仕上がりです。


コチラは喫煙スペースです。軽井沢の景色を見ながらシガーとワインを楽しんでいただけます。
足元はアンティークブリックをヘリンボーン張りで仕上げました。


玄関からホールへ繋がるスペースはカルチャードブリックで装飾しました。


カルチャードストーンがリフォームとは思えない上質な空間を演出します。


カウンターより望む軽井沢の風景が何よりも贅沢な瞬間です。


「アンダーセン社」の木製サッシにより、高い断熱性と遮音性が確保でき快適な室内環境を作ることができました。
ブラケット照明器具も英国より輸入いたしました。


トイレには大理石のカウンターとベベルカットの鏡を取り付けました。
壁のタイルはアンティークタイルを使っていますが、こだわりは目地にあります。
目地にステンレス棒を採用し、一般のタイル目地とは違った独特の存在感を見せます。

壁のアクセントにウィリアムモリスの壁紙を採用しました。
初めて訪れた方はきっと驚かれると思います。


ダイニングスペースにワインセラーを設置しました。ワインセラーを囲む家具も現場加工で作成しました。
2枚目の画像、右のルーバー扉の中はFFストーブが入っています。

お客様をお迎えする玄関ドアはベストプランニングオリジナルの木製ドアです。ゴールドのアクセントラインが目を引きます。
両脇のライオン像はM様がご購入されていたものです。


木製ドア、カルチャードストーン、アイアンブラケット、モールディングと全てが主張しすぎない美しい外観になりました。

●ベストなあとがき
M様より建物全体の構想をお聞きしたときに、あまりのスケールの大きさに心配がなかったわけではありません。
リノベーションということもあり、手探りになってしまう所もありましたが、設計者、工事業者、現場代理人、それにかかわる多くのスタッフが本当に自慢できるものを創ろうと、一生懸命に知恵と技術を出し合うことで満足いく素晴らしいものができたと思います。
2年という歳月の中で建物はみんなで作り上げていくものだと改めて認識することができました。
この工事に携わった多くの方には多大なるご協力を頂き、本当に感謝しています。
また、こんな素晴らしい仕事をお任せいただいたM様、本当にありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>