これまで断熱材の種類について、
繊維系断熱材・発泡プラスチック系断熱材
の2つについてご紹介しました。
今回は最後に『自然系断熱材』についてご紹介します。
『人にも環境にもやさしい家をつくりたい』という方は
選択肢の一つとして参考にしてみてくださいね(^^)
セルロースファイバー(木質繊維系)
パルプ(天然繊維)や新聞古紙を綿状に加工したリサイクル素材の断熱材。
専門の職人が機械を使って、現場で壁の中に吹き込んで施工していきます。
気密性が高く、隙間なく施工しやすいため、断熱効果だけでなく、防音効果などにも優れています。
また、自然素材ならではの調湿効果を持っており、室内や壁内部の結露やカビ予防にも繋がります。
羊毛(天然素材系)
羊毛に防虫処理を加えた断熱材。
ウールの繊維が持つクリンプという縮れは多くの空気を含むことが出来、
この空気の層が外気を遮断してくれ、断熱効果を発揮します。
また、自ら湿気を吸湿・放湿する羊毛特有の調湿効果も。
価格は少し高価ですが、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを含んでおらず、
健康と地球環境にやさしい断熱材です。
炭化コルク(天然素材系)
コルク樫の表皮を原料としており、エコな断熱材の一つです。
コルクを炭化させ、コルクの持つ断熱力を強化することで、高い断熱効果を発揮します。
また、炭化させることによりコルクの気泡部分が開き、
空気中の水分を吸収したり、吐き出したり、といった性質を持つようになるため、
調湿性能も期待できます。
天然の防虫成分であるスベリンが含まれているため、
アトピーなどの原因となるダニを寄せ付けない効果も。
羊毛同様、価格は高価になってしまいますが、
化学糊を使用せず固めることが出来たり、使用後は自然に返すことが出来たりと、
人にも環境にもやさしい断熱材となっています。
特徴・価格帯など、様々な種類のある断熱材。
夏も冬も快適に過ごせる家にしたい!と思っていても、
『実際何を使ったら良いか分からない・・・』
『予算内で施工できる断熱材ってどれだろう・・・』
そう思って悩まれる方も多いかと思います。
そんな時は、弊社にお気軽にご相談くださいね(^^)
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