こんにちは。ベストプランニングの岩井です。
先日、一日中雨の日があり、雪の混じっていない雨が久しぶりのような気がして、
これから春に向けて暖かくなっていくのかとうれしい気持ちになりました。
最近改修工事のお宅で窓を設置したのですが、住宅の雨水の侵入被害の1つに、
「サッシまわり」からの侵入があります。
窓を付けると外の景色が見えて開放感があり、
光も取り込めて部屋全体が明るくなりとても良いのですが、
そういったリスクも付いてきます。
木造の建物には、「1次防水」、「2次防水」と言う考え方があります。
「1次防水」は壁であればサイディング等の外壁材、
屋根であれば瓦やスレート等の屋根材の部分のことを言います。
「2次防水」は壁であれば外壁材の下に張る透湿防水シート等、
屋根であれば屋根材の下に敷くルーフィングのことを言います。
1次防水の内側に万が一雨水が侵入した場合、2次防水部分で確実に止めなければなりません。
サッシまわりの2次防水部分だけでも写真に書き込みしたように、
防水シートの貼り方、重なり幅、防水テープの貼り方、貼る順番など、
細かな部分まで考えて施工しなければなりません。
日々正しい知識を勉強し、丁寧な施工を心がけて進めて参ります。
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