軽井沢は湿度が高い場所が多く、室内も気を付けていないとカビに悩まされることに。
今回は、収納スペースを中心にカビ対策をまとめてみました。
軽井沢はなぜ湿度が高い?
そもそも、軽井沢はなぜ湿度が高いのでしょうか。
軽井沢は長野県の東端で群馬県との県境にあり、年間100日は霧が発生するといわれています。
碓氷峠の下で発生した上昇気流が、碓氷峠に沿って駆け上がり、急激な気圧の低下による断熱膨張で冷やされます。
そのため、軽井沢で霧が多く発生するという流れ。
西側の追分方面に行くにつれて霧は発生しにくくなります。
霧が多いということは、湿気が多いということになりますね。
カビが発生する環境
気温20~30度、湿度60%以上になると、カビが発生しやすいと言われています。
軽井沢は場所によって湿度80%以上になることも多いので、気候的にもカビができやすい。
空気中に浮遊カビの胞子は、着床すると汚れ・ホコリ・人間の皮脂や汗などの有機物を栄養として成長します。
カビが生えやすい場所としては、
・浴室、キッチン、トイレ、洗面所、洗濯機などの水回り
・押し入れやクローゼットなどの密閉空間
・エアコン内部、家具の裏、窓際などの掃除の手が行き届きにくい場所
などが該当します。
収納スペースをカビから守る方法
特に湿気がこもりやすい収納スペースはカビの温床になりやすいですよね。
・来客時以外は、できるだけ扉を開放する
・時々、扇風機の風を中に向けて入れたり、除湿モードでエアコンをかける
・収納は8分目くらいに
物を隙間なく詰め込むと、通気性が悪くなります。
ハンガーにつるした服が片手でスッと取れるのが目安。
・紙製段ボールは湿気を吸いやすいので使用を控える
靴を購入時の箱で保管するのも避けた方が良いです。
・収納にはなるべく腐食布製の袋やカバーを使用
特に革製の靴やカバンにはおすすめです。
革の主成分はたんぱく質で、カビの餌食になりやすいです。
また、一日着た服はホコリを払い、湿気を飛ばしてからクローゼットへしまいましょう。
一日吐いた靴も靴箱の外で仮置きして乾燥させる。
・床や済をこまめに掃除
・除湿剤(市販品)を置く
もしカビが生えてしまったら…
気をつけて対策をしていても、カビが吐てしまうこともあります。
その場合は、
1.中の物をすべて出して収納スペースを空にする。
2.50度以上の湯に浸して良く絞った布で、カビの生えた部分を包み込むように拭き取ります。
お湯を使うのは早く乾かすためで、カビを掃除機で吸ってしまうと胞子が拡散してしまうからです。
3.湯拭きして乾いたら、消毒用エタノールを適量分、布やスポンジにしみこませて拭き除菌。
4.その後は扉を開けたまま中を乾燥させるために、半日ほど放置。
湯拭き→除菌の流れで行うと良いです。
湿気対策
衣類にホコリと湿気がつくと、カビがつきやすくなるため、大切な衣類にはカバーをかけてホコリを付きにくくしておくと安心ですね。
下が開いているタイプだと裾の方からカビてきてしまうため、長期間使わない衣類には全体をすっぽり覆うタイプをおすすめします。
扉は締め切らずにオープンにして風通しを良くしましょう。
クローゼットの壁は衣類のホコリが付きやすい場所でもあります。
床やコーナーもホコリが溜まってカビやすいので、除菌剤やエタノールスプレーで吹き掃除をしておくとスッキリ。
結露にも気をつけたいですね。
押し入れは冬の間、結露ができやすい場所です。
特に外壁に面したところはカビやすく要注意!
すのこを置くことで通気性をよくしたり、炭やシリカゲルを使って除湿しましょう。
湿気は下に溜まりやすいので、下の方に炭やシリカゲルを設置すると効率よく除湿できます。
炭やシリカゲルは天日で干せば何度も使えるので、長く使えてエコですね。
収納家具の裏のカビ
ソファ裏や本棚の裏などなかなか動かすことのない家具の裏は実はカビやすい場所です。
特に花粉症などで窓が開けられない時期がある場合、家具裏が湿気だらけになってしまうことも。
梅雨に入りカビがさらにひどくなる前に、カビ取りしておきましょう。
掃除をしてしっかりと乾かした後に、カビ予防スプレーをしておくと安心ですね。
炭やシリカゲルを定期的に干すのが難しい場合は、大容量の使い捨てタイプの除湿剤を選びましょう。
晴れ間を見て、除湿剤を干したり、押し入れやクローゼットに扇風機などで送風するとよりカビにくくなります。
カビ対策は、こまめな掃除と除湿、
定期的なチェックを忘れずに^^
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