現代人にとって浴室は単に身体を洗う場所というだけでなく、明日への活力を生むリラックスのための空間ではないでしょうか。
ゆっくりと入浴することでストレスが解消されリラックスしたと感じることは多いですよね。
ストレスとは、自律神経の副交感神経が優位になることでおきる状態。
つまり緊張から筋肉が収縮するため、入浴などで筋肉を緩めて伸ばしてあげることでリラックスできます。
五感から感じる浴室で、日頃のストレスを癒すポイントなどをご紹介します。
視覚
天井を高くする
広い浴室にすることが一番望ましいことですが、実際にはなかなか難しいですよね。
その場合は天井の高さに変化をつけてみると視覚的に開放感を得ることができます。
窓を考える
軽井沢の自然や緑の景色を楽しめるように窓を設ける。
大きな窓などが難しい時には小さな窓から外の緑が見えるだけでも広がりを感じることができます。
他にも天窓を利用したり、浴室を外部とつなげるための工夫をしてみましょう。
壁や扉を消す
浴室と脱衣室との間のかぎゃ扉をガラス製にして透過性を上げることで開放感が生まれます。
それだけで、浴室の広さが2倍にも3倍にも感じられるでしょう。
収納場所の確保
浴室内には意外と細々したものがおかれていることも。
家族それぞれの自分専用の物、桶や掃除用具を浴室内に置いている場合にはそれだけで浴室が煩雑になってしまいます。
そうならないように収納棚を設け浴室内の整理を心がけましょう。
それだけで浴室の視覚的な快適さは格段に変わります。
照明を暗くする
浴室を利用する際に気持ちを落ち着けることを目的とした場合には、適度な暗さに安心感を覚えます。
ときには浴室の明かりをつけずに入浴してみるときもあってもよいのではないでしょうか。
内装材の工夫
仕上げ材料や色にもリラックス効果を期待できます。
壁や天井に木材を利用すると、木の色でリラックス効果も。
タイルなどを使用する際にはパステル系の淡い色を使うとよいでしょう。
その時、寒色系を使えば心が落ち着き、暖色系の色に囲まれると気持ちに高揚感が得られます。
気持ちが落ち込んでいる時や元気の無い時などは、色から受ける精神的な効果が大きいので、浴室内の色彩計画は他の部屋以上に大切です。
聴覚
人の脳波でα波がありますが、落ち着いているときやリラックスしているときの主体となる脳波になります。
このα波が引き起こす効果は、リラックスする効果、ストレスを鎮める効果、脳の活性化を促して体の免疫力を高め、病気を予防する効果も。
心地よい音楽を浴室に持ち込むことで癒し効果が増すことにもなります。
音楽を持ち込むことやスピーカーの設置などもできる範囲で試してみてはいかがでしょうか。
嗅覚
浴室で嗅覚を刺激するためには内装材や浴槽本体に、杉やヒノキと言った木製品をする方法が。
これは樹木に含まれているセドロールという精油物質が、自律神経に作用し、気持ちを落ち着かせる効果があるからです。
そのため就寝前に入浴すると、質の高い眠りも得られます。
触覚
裸の無防備な状態になる浴室内では、触覚はとても大切。
例えば床材に滑り難い材料を用いることは勿論ですが、足の裏の触覚、手を触れる壁や手摺も同様で、滑りにくいだけでなく実際に触れた時の感覚にもこだわってみてください。
また、入浴剤を利用して水質を変えたり、ジェットバスで水泡やお湯を噴出させてマッサージ効果を期待する製品の利用なども検討してみましょう。
味覚
水分補給をする際は、アルコール類ではなく、スポーツドリンクやジュースなどがお薦めです。
まとめ
浴室は家の中で大切な癒しの場所です。身体を清めるだけでなく、心を癒してストレスを和らげる効果も期待できます。
どのような浴室が好ましいのか色々検討されてみてはいかがでしょうか。
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