新しい住まいを建てたときは、できれば不用品は持ち込みたくないもの。

家を建てる時や、住み替え、ライフステージが変わったときなど、今の住まいから引っ越しをするタイミングはモノの量や持ち方を見直す絶好の機会です。

いざ、その時が来るとなかなか取捨選択が進まず、引っ越し先にたくさんの物を持ち込んでしまうということもよくあります。

不用品の処分と持ち物の取捨選択は、引っ越しをスムーズにするために欠かせないステップ。

ここでは、不用品処分と取捨選択のコツをいくつかご紹介します。

1. 早めに始める

引っ越しの準備は時間がかかるもの、特に不用品の処分は時間と労力を要します。

引っ越しの日程が決まったら、できるだけ早く整理を始めましょう。

これにより、焦らずにじっくりと取捨選択ができ、不用品の処分も計画的に行えます。

2. 部屋ごとに整理する

全体を一気に片付けるのは難しいので、部屋ごとに整理を進めると効率的です。

ここでは、特に重要なエリアに焦点を当て、その具体的な方法を紹介します。

 2.1 キッチンまわり

収納がたっぷりあるキッチンを選んでいても、現在のキッチンに収納してあるものをすべて移すのはNG。

キッチンには普段使っていない道具や食器が必ずあります。

きちんと取捨選択しておきましょう。

  • 食品類の整理:賞味期限を確認し、期限が切れているものや今後使う予定のない調味料などは処分
  • 調理器具と食器:使用頻度の低いものは不要な場合が多いです。特に、重複しているものや古くなったものは処分を検討する
  • 家電製品:壊れているものや使用頻度の低い家電は処分。使用頻度の高いものだけを残すようにする

来客用や予備の食器も見直ししてみましょう。

引っ越し先では積極的に人を呼ぶのか、どのような人をどのようなスタイルで呼ぶのかまで考えて、残そうとしているものが本当にその趣旨や目的にあうのかを検証してください。

 2.2 洗面まわり

洗面まわりのものは特に絞り込んで、必要最小限のものだけにしましょう。

  • 化粧品とスキンケア用品:使用期限が過ぎたもの、使わなくなったものは処分
  • タオル類:古くなったタオルや使わないものは処分やダスター、荷物の緩衝材に。思い切って全部取り換えるのも手。
  • 洗剤や清掃用具:古くなったり使い切っていない洗剤は処分。必要なものだけをコンパクトにまとめる。

2.3 クローゼットまわり

  • 衣類:1年以上来ていない服は今後も着ない可能性大。サイズが合わないものや古くなったものも処分
  • 靴とバッグ:傷んでいるものや使わないものは処分。使用頻度が高いものだけを残す
  • アクセサリーや小物:壊れているものや使わないものは処分、シンプルに整理する

2.4 収納用品・ケース

「念のため」空の収納ケースを持ち込むのはやめましょう。

収納用品はきちんと計測してからスペースに合ったものを選ばないと、出し入れがしにくくなり、結果片付かなくなる場合が多いからです。

引っ越し先では、合わないサイズの物を持ち込むより、仮の袋や箱でしばらく対応する方がよいでしょう。

  • 不要な収納用品: 使っていない収納ケースやボックスは処分。新しい住まいに合う収納方法を考える
  • 整理整頓の見直し: 現在の収納方法を見直し、必要なものだけを効率よく収納できるように工夫する

2.5 思い出の品

引っ越し前に想い出の品の取捨選択を始めると、時間がかなり取られてしまうことが多いので注意が必要。

箱詰めするときには、人別、年代別、思い出せるものだけなどルールを設けることをおすすめします。

  • 写真やアルバム: デジタル化できるものはデジタル化し、物理的なスペースを節約。大切なものだけを残す
  • 手紙やカード:特に大切なもの以外は処分。思い出の品は、スペースを取りすぎないように注意が必要
  • 記念品:感情的な価値があるものは慎重に判断し、本当に必要なものだけを残す。余裕があれば専用の保管場所を設けましょう

3. カテゴリー別に仕分ける

アイテムを「いるもの」「いらないもの」「迷っているもの」の3つのカテゴリーに分けます。

「迷っているもの」は、最終的に判断を下すために一時的に保留しますが、引っ越しが近づくにつれ、再度見直して取捨選択を行います。

4. 使用頻度を考慮する

最後に使ったのがいつかを思い出してみましょう。

1年以上使っていないものは、今後も使う可能性が低いです。

特に洋服や調理器具などは、実際に使っているものと使っていないものを見極めるのが重要。

5. 不用品の処分方法を知る

不用品の処分方法は、自治体のルールに従う必要があります。

大型ゴミや電化製品は特定の処分方法が求められることが多いので、事前に調べておくことが大切。

また、リサイクルショップやオンラインマーケットを活用して、使えるものは売ることも検討しましょう。

6. 寄付を検討する

まだ使えるけれど自分には不要なものは、寄付することも考えましょう。

衣類や家具、電化製品などは、必要としている人々にとって大変ありがたいもの。

地域の寄付団体やリサイクルセンターに問い合わせてみましょう。

7. プロのサービスを利用する

引っ越し業者や不用品回収業者のプロのサービスを利用するのも一つの手です。

手間を省けるだけでなく、効率的に不用品を処分できるため、特に忙しい方にはおすすめです。

まとめ

引っ越し前に不用品を処分し、持ち物の取捨選択を行うことで、新しい生活をスムーズに始めることができます。

早めに計画を立て、整理整頓を進めていくことで、引っ越し当日の混乱を避け、ストレスを軽減することができるでしょう。

新しい環境での生活を気持ちよくスタートするために、ぜひこれらのコツを実践してみてください。


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