ニシムキノ家
元々段差が多く、とにかく暗い家だったため、間取り変更から行いました。
玄関を入ってすぐ、廊下の壁には木のスリットを縦に入れ、リビングからの光を廊下にも入れられるようになったため、元々光の差し込まなかった暗い廊下が、明るい廊下に生まれ変わりました。
リノベーション前は、キッチンからリビングを通ってダイニングに行かないといけない間取りだったため非常に動線の悪い間取りでした。そこで、ダイニングキッチンに間取りを変更し、使いやすい動線になりました。
天井にはレッドシダーを使用し、採光だけでなく木の色合いからも、温かみを感じることが出来るようになっています。
和室の畳は琉球畳を採用しました。カビに強い『和紙い草』のため、湿気の多い軽井沢でも安心してお使いいただけます。
水まわりは、洗面室と脱衣室を分け、洗面室から脱衣室を経て浴室、という繋がりになっています。お風呂も元々暗く、ほとんど光が入らなかったのですが、明るく清潔感のある浴室になりました。
元々脱衣所を通らないと行くことが出来なかったゲストルームも、間取り変更を行い、脱衣所を通らずに出入りすることが出来るようになりました。
収納下の空いているスペースは、ワンちゃん達のトイレシートを敷いたりできるスペースになっています。
湿気の溜まりやすかったロフトは、あまり使用していないとのことだった為、あえて削り、減築をしました。
ウッドデッキにはセランガンバツ材を使用しており、機能面でも景観の面でも、軽井沢らしいウッドデッキに生まれ変わりました。
お施主様の希望で、扉や壁紙は北欧カラーを意識しており、採光が良くとれる間取りに変更したため、家全体がカラフルで明るい印象に生まれ変わりました。
間取り 3LDK
施工期間 4か月