こんにちは。ベストプランニングの佐々木です。
今日は、完成間近の新築現場へ行ってきました。
現場では、大工さんによる造作家具工事が進んでいました。

普段から段取りよく、無駄のない仕事をされる50代前半の大工さんですが、今日は電動工具ではなく、手工具の「鑿(のみ)」を使って加工をしていました。

「ここの加工は、鑿を使うんですか?」と尋ねると、
「普通の大工は電動ルーターを使うよね。なんか昭和っぽいよね。」
と、少し照れたように笑いながら話してくれました。

けれど、その手仕事を見ていると、単に昔ながらの方法を選んでいるのではなく、仕上がりや納まりを考えた上での判断なのだということが伝わってきます。
効率だけでは測れない感覚や経験。
長く使われるものだからこそ、細かな部分に手をかける。
そうした積み重ねが、空間の質や心地よさにつながっていくのだと思います。
設計や施工は、図面だけでは完結せず、現場での職人さんたちの技術や感覚によって支えられています。

現場で会うと「あまりいじめないでよ」と言いながら、
こちらの意図を汲み取り、期待以上の仕事で応えてくださる大工さんに、いつも感謝しています。
完成が楽しみな現場のひとつです。
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