日本は地震列島とも言われています(。-`ω-) 軽井沢の別荘をお持ちの方、自宅の耐震は大丈夫だけど別荘はいかがでしょうか?? もし軽井沢へお越しの時に地震が来たら。。。 備えは大切! リフォームをするなら、耐震補強も一緒に考えてみてはいかがでしょう(^^)/
地震の歴史と進化し続ける家の耐震基準
1.耐震化の幕開け
本格的な耐震の研究が始まったのはさかのぼること明治! 明治24年10月28日のマグニチュード8.4の「濃尾地震」が発生した後です(>_<) 木造の耐震化、れんが造の耐震化構法が示され、日本の近代的構造物の耐震化の幕開けとなりました。
旧三笠ホテル
2.耐震規定の制定
大正12年9月1日、マグニチュード7.9「関東大震災」が発生!! 関東の被害はとても大きく、たくさんの方がお亡くなりになりました。。。 欧米からの構法によるレンガ造に被害が続出したため、日本独自の耐震構造の必要性が叫ばれたようです。 そして、翌年に世界初となる市街地建築物法に「耐震規定」が制定され、建築物への筋違・壁の配置が義務になりました(‘ω’)ノ
軽井沢高原教会
3.安全確保の大論争と戦争
その後、こっちが安全ではないか(・・? いや、この方が安全だ!! など、地震に対する建築の安全性確保に関する大論争が数年続きました( ゚Д゚) そして、戦争がはじまり、戦争中は4つの大地震が発生しましたが、地震被害等は公表されず、地震調査や研究は止まってしまったのです( ;∀;)
4.建築基準法の制定
昭和23年6月28日に起こったマグニチュード7.3「福井地震」が震度7の想定を作り、建築基準法に影響を与えました。 そして昭和25年に建築基準法が制定! 建築基準法とは、国民の生命・健康・財産の保護のため、建築物の敷地・設備・構造・用途について最低基準を定めた日本の法律です(*^^*)
室生犀星記念館
5.地盤の重要さ
昭和39年6月16日「新潟地震」が起きました!この新潟地震はマグニチュード7.5で、砂質地盤のクイックサンド現象が起こり、地盤の耐震についても重要性があると認識したのです(‘◇’)ゞ
八田裕二郎別荘
6.新耐震基準へ移行
昭和53年6月12日、マグニチュード7.4「宮城県沖地震」が発生し、鉄筋コンクリートに被害が多く起こりました! ねじれに対する考慮不足で、造成地での建物の被害も多かったようです( ;∀;) そして、昭和56年に建築基準法が大きく改正され、地震の力に対して、必要な壁の強さ倍率を変更するなど、「新耐震基準」に移行しました(^^)/
聖パウロ教会の鐘
7.その後は改正の繰り返し
平成7年1月17日マグニチュード7.2の阪神淡路大震災が起こり、死者行方不明者が昭和以降最大となりました。。。 新耐震設計法で設計された建物の被害は少なかったのですが、震度7に襲われた地域では多くの建物の倒壊があり、改めて細かい改正が追加されました(‘ω’)ノ 平成12年の改正、平成16年新潟中越地震を経て平成17年にも改正を繰り返しています!
万平ホテル
昭和56年6月以降、平成12年までに着工した木造戸建て住宅は、平成12年以降に着工した住宅に比べて弱点があるかもしれません(。-`ω-) 新耐震基準で建てたからと言って安心せず、不安がありましたら耐震補強をオススメします(^^)/
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