スイス漆喰の外壁


 漆喰はヨーロッパ全域で3,000年以上前から現在までごく当たり前に
使われる壁材ですが、スイス地方ではアルプスから産出される
高品質の石灰岩を原料にした漆喰を使うことが盛んです。

日本でもお城の外壁に漆喰が使われていることからなじみのある
壁材の1つといえると思います。 
 ただ日本の漆喰には海草などの繊維質を含ませています。
スイス漆喰にはそういった不純物はほとんどなしに石灰と石灰を
直接結合させます。ですから元の石灰岩のようにとても丈夫に
堅くなるのです

      

 スイス漆喰は、化学物質の力を借りず空気中の二酸化炭素を
吸収しながら結合し、100年をかけて硬く強くなります。
その外壁は水になじみ汚れを容易に洗い落とす性質がある為
いつまでもその白さを保ち、カビの発生を抑えて黒ずみの起き難い
外壁となります。

当社でお勧めの壁材『カルクウォール』は石灰の骨材を配合した
コテ塗りの風合いが引き立つスイス漆喰です。


スイス漆喰の色はホワイト。このスイス漆喰と天然鉱物顔料 
『ウラ』を混ぜ合わせることで様々なアースカラーを壁に表現することが
できます。

 『UT-クリート』という柔軟性のあるセメントボードを
あわせて使うことによって漆喰が剥げ落ちるクラックを防ぐことができ
曲面のある壁にも対応することが出来ます。

 

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