発生してしまったカビ、そのままにしておくと…


梅雨入りし、すっきりしない空模様も続く軽井沢…

これから1ヶ月以上ジメジメした日が続くわけですが、カビの発生など

の対策が必要になってきます。

発生してしまったカビをそのままにしておくと…

健康面にもさまざまな被害をもたらしてしまいます。

その中でも、夏風邪に似ているため勘違いしてしまいやすい

「カビ肺炎」には特に注意が必要です。

 

■夏型過敏性肺炎

トリコスポロン(かびの一種)を吸い込むことで、肺の中でアレルギー

反応が起こる病気。

 

・症状

まず乾いた感じの咳がではじめ、微熱や食欲不振、倦怠感など

夏風邪や夏バテに似たような症状が続きます。

なんとなく息苦しく感じたり、階段の上り下りなどのちょっとした運動で

息が切れてしまうことも。

 

・特徴

6~10月頃までの夏場をピークに発症する病気です。

病気の原因である「トリコスポロン」という家屋内に発生するカビの

胞子(夏の間のみ飛散)を吸い込み続けると、肺がアレルギー反応を

起こしてしまうものなので、平日の仕事中や旅行、出張などで家を

離れているときは症状がでないが、家にいる週末や休暇中に症状が

でることもあります。

夏風邪や夏バテと似ているため診断が難しく、呼吸困難などの重症に

なる場合もあるそうです。

慢性化した過敏性肺炎は、間質性肺炎や肺線維症になって、肺が

硬くなり死に至ることもある恐ろしい病気だそうです。

 

・トリコスポロンとは

不完全菌の属の一つ、日当たりや風通しが悪く、湿気の多い場所

(台所や洗面所、風呂場など)にあるカビの一種で、腐った木やマット、

畳、寝具などに増殖します。

カビが発生してしまった場合には、畳替えを含む大掃除や消毒を行い、

日当たりや通気をよくして除湿をすれば、カビを除去することができます。

しかし、カビの発生状況や場所によっては、除去してもまたすぐに発生

してしまう場合もあり、改築や除湿機の設置などカビ対策が必要な場合も

あります。

 

・予防法

カビは浴室や台所などの水まわり、あまり日の当たらない北向きの部屋に

発生しやすいので、部屋の換気をよくし、水まわりは濡れていたら乾いた

布巾などでよく拭き取っておくなどの工夫が必要です。

使用した洗濯機もそのまま蓋を閉め切りにしてしまうと内部でカビが

発生してしまう原因となりますので、使用していないときはフタを開けて

おいたほうがよいでしょう。

(小さなお子さんがいる場合には、お子さんのいたずらや転落防止の

ため、閉めたほうがよいですが、洗濯槽の水気を拭き取るなどして

できるだけ水気をなくしたほうが、カビ防止になります。)

また、暑くなるこれからの時期はエアコンを使うことも多いと思いますが、

使い始める前にパネルカバーを外し、掃除をしておくことも大切です。

 

軽井沢は、もともと湿気が多い土地で、カビに悩まされる方も多いと

思われます。

湿気・カビ対策を怠っていると、久しぶりに別荘の玄関を開けた時に

カビ臭くてたまらない…ということにもなりかねません。

カビは過敏性肺炎だけでなく、喘息やアレルギーなど健康被害の

原因ともなります。

自然豊かな軽井沢ですから小さな虫が入るのは仕方ないにしても

カビや湿気だけは何としても防ぎたいものですよね。

少しのカビなら市販のカビ除去剤でも十分に取り除けますが、無垢材や

色の濃い壁紙は色も一緒に抜けてしまうので、塗布には注意が必要です。

もし、ご自身では手に負えないような状況になってしまった場合には

当社にお任せください。

ベストプランニングの『軽井沢 カビ・湿気対策リフォーム!』で、

ジメジメした室内環境を改善して、クリーンで快適な別荘ライフを

過ごしましょう。

 

お問い合わせ