木造住宅を建てる際に使用される木材には、様々な種類があります。
何十年も快適に住み続けることの出来る家を建てるには、
それぞれの木の特性を知ったうえで、
どんな木を、どの場所に使用するかを考えて使う必要があります。
今回は、それぞれの木材の特徴についてまとめてみました。
【スギ】
日本に多く群生している針葉樹で、日本の代表的な樹種の一つ。
日本海側に生息する杉を『裏杉』、太平洋側に生息する杉を『表杉』といい、
それぞれ性質が違ってきます。
スギは比較的生育が早く、国産材の中では安価な部類に入る木材です。
色は淡紅色~赤褐色。黒褐色を帯びていることもあります。
湿気やシロアリに強いため、土台や柱などに使われたり、
柔軟性があり加工しやすいことなどから、造作などにも使われたりと、
幅広い用途で使われます。
スギならではの独特の芳香を持ち、ほのかな木の香りによるリラックス効果も。
一方で、柔かい材質のため、傷がつきやすいといった特徴もあります。
【ヒノキ】
耐水性、耐久性に優れており、加工性も良いのが特徴。
シロアリや、腐朽菌への耐性も高く、土台や柱などによく使われます。
生育に時間がかかることなどから価格は少々高価なため、
構造全体に使用するのではなく、
使用する場所を限定して部分的に使われることが多いです。
年輪や木目は美しく、光沢もあります。
ヒノキチオールという精油成分が含まれており、リラックス効果も。
伐採後から強度が増し、『100年もつ木材』と言われています。
そのため、神社仏閣などの建築木材として重宝されている樹種でもあります。
【ケヤキ】
日本を代表する広葉樹材。
堅く、強い材質で、耐久性にも優れており、
家の大黒柱などの主要部分に使われることが多い樹種。
硬質のため、加工がしにくいといった特徴もあります。
高級木材の中の一つで、美しい木目をだすことから、
家の中でも目立つような、人目につきやすい場所に使用されることが多いです。
今回は特に有名な木材3つについてご紹介しました。
続きは次回ご紹介します(^^)
別荘や移住など軽井沢での土地探しから、新築・リノベーション・リフォームのことなら、ワンストップでサポートできるベストプランニングにお任せください!
リノベーション・リフォームにご興味のある方・ご相談のある方は【お問い合わせフォーム】よりお問い合わせをお願い致します。