注文住宅で気になることは間取りかと思います。
どのような間取りにするのかが決まれば、動線が決まります。
スッキリとした生活をするには欠かせない収納について今回はまとめました。
適切な収納の量とは?
一般的に、収納の適量は戸建ての場合全体の面積に対し、「12~15%」程度といわれています。
収納に適正な量の正解はないため、数字だけを考えて収納を配置すると、全然足りなかったり、反対に逆に入れるものがないという失敗をしてしまうことも。
また収納をたくさん用意したことで他の空間が圧迫されてしまっては本末転倒ですよね。
収納があるからといって、何年も使っていないようなものをずっとしまっておくスペースにしてしまうのももったいないです。
基本的な収納の考え方
家族の数だけ、適切な収納のパターンがあります。
家族によって仕事も違えば、趣味も違いますよね。
では、考え方を順にみていきましょう。
「収納に関して現状の困っている状況」を確認する
- 現状どのような収納があるのか
- 現在の状態だとどのようなものが外に散らかってしまいがちなのか
まずは現在の状況を把握してみましょう。
- ポストなどに届くハガキやお知らせ
- 帰宅時のカバンや上着
- 部屋着
- 小さな子供がいる場合は、おもちゃや文房具、学校のプリント類
- 洗面所では消耗品のストック類、タオルをしまう場所
- 玄関は靴や子供用のベビーカーや家族の趣味のものなど
このようなものが部屋にちらかってしまってはいないでしょうか。
現状を把握するためのアイデア
収納の現状を把握する方法として「ありのままを撮影する」という方法も。
普段のありのままの状態を何枚か撮影しておくことで、日常的に外に出てしまっているものを把握することができます。
「そのモノのための収納は本当に必要か」を見直す
現状が把握出来たら、そのモノは収納が足りないことが原因でおこっているのか?
それとも収納量は充分あるが、ずっと使っていない必要ないものの置き場になってしまっているから起こっているのか見極めましょう。
もし、5年以上しまいっぱなしだったら、新しい家でも必要なものになるのか考える必要があります。
家づくりをきっかけに、家に必要なものの見直しを行いましょう。
思い切ってモノを処分することも検討してみると良いですね。
納戸のような大きな収納スペースをなんとなく配置しない
現状把握と収納物の見直しができたら、いよいよ必要な収納スペースを考えていきます。
そこで陥りがちな失敗として、納戸のような大きな収納スペースをなんとなく配置してしまうこと。
収納には、適材適所があり、「どこでもいいからしまえればよい」というわけではなく、その場所にないと不便というものが多いのです。
例えばダイニングの近くには食器やグラスのしまえるようなものがあると便利だったり、リビングにはテレビ関連のアイテムや書類関係をしまう場所、玄関にはカバンやコートをしまえるような、ちょっとした棚とハンガー収納などもあると便利だと思いませんか。
大きい空間はたくさんのものを入れられますが、たくさん入れてしまうと奥のものは非常に出しにくく存在を忘れてしまうこともあります。
むしろ、こまごまとしたものをしまえる奥行きの浅いちょっとした収納の方が使いやすく場合も。
家族で収納のルールをつくる
これらの収納の配置と合わせて重要なことが「家族で収納のルールをつくっておく」ことです。
どこになにをしまうということを家族でルールを決めておけば、使った人がきちんとしまうようになります。
家族の1人だけが整理してしまっていると、結局その他の家族はどこに置いていいかが分からず、出しっぱなしになってしまうのです。
片付けをしない理由の一つに、どう片付ければよいのかがわかっていないというこもを意外と多いのかもしれません。
ボックスやカゴにシールを貼っておくなどの工夫をしておくとわかりやすくなり、ルール通りの収納ができるのではないでしょうか。
お子さまでも整理整頓できるようになりますね。
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