前回階段の各部材の名称についてご紹介しましたが、
今回は階段の種類についてご紹介します。
《直階段》
一般住宅で最も多く使用されている、まっすぐに上下をつなぐ階段。
折り返しがなく、シンプルな形です。
設置する際には、縦に長いスペースが必要。
足を踏み外すと一気に下まで落ちてしまう可能性があるので、
手摺や勾配に注意して設計するとよいでしょう。
《かね折れ階段》
途中でL字型に折れているタイプの階段。
階段下収納のスペースを多く取れるといったメリットがあります。
直階段と違って踊り場があるため、足を踏み外したときに一気に下まで落ちてしまうといったことがありません。
《折り返し階段》
L字型でなく、U字型に折れている階段。
かね折れ階段以上に踊り場のスペースを必要としますが、
広い踊り場を利用して、一つの部屋のように使うケースもある場合があります。
直階段に比べると階段の段数は多くなりますが、勾配が緩やかな階段となるため、
上り下りしやすいといったメリットがあります。
階段に必要とする面積が大きくなってしまうので、
家自体の面積が小さい場合などは要注意です。
《らせん階段》
ステップがらせん状になっている階段。
デザインがお洒落で、インテリア性も抜群。
狭いスペースにも比較的配置しやすいといった特徴があります。
通常の階段と比べると、ステップの中心に近い場所ほど足が狭くなるので、注意が必要です。
どんなスタイルの階段にするかによって、
お部屋の雰囲気、使い勝手なども大きく変わってきます。
それぞれの種類のメリット、デメリットを踏まえたうえで、
お部屋やライフスタイルに合った階段を選びましょう(^^)
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