軽井沢の地域の特徴として『湿気が多い』というのがあげられると思います。
中古別荘を探して、家の内側をチェックしてみると天井や壁などがカビやシミだらけだったとういことはありませんか。
中古物件の築年数にもよりますが、古い物件だと断熱性能が低く湿気が入り込み傷んでしまっている場合もあります。
弊社では、中古別荘を新たにリフォームやリノベーションするときに木造在来工法で建築します。
木造在来工法
日本の気候、風土が生んだともいわれ、高温多湿の日本には最も適した住宅。
木には優れた調質機能があり、夏には湿気を取り込み、冬にはため込んだ湿気を吐き出すなど、湿度の調節を自然にしてくれます。
また、木は伐採されても成長が止まるだけなので、湿度や温度により『膨張・収縮』もします。
そのため、乾燥のし過ぎは人間だけではなく、床や建具に使われている木材が反ってしまうことがあるため、家にとっても良くないことなので対策が必要です。
冬に乾燥する原因
冬になると、シベリア方面から非常に冷たい湿った空気が日本海側に降りてきて雪をたくさん降らせます。
雪が降った後の水分の抜けた冷たい空気だけが、山を越えて太平洋側に吹き付けるので、太平洋側は乾燥して冷たい北風となります。
長野県では、地域により気候も違います。
軽井沢などの長野県東信にあたる地域は湿度が低いので、空気は乾燥しがちです。
また、エアコンや薪ストーブの暖房器具によって部屋が暖められて気温が上がると、湿度は下がってしまいます。
調湿対策
冬における快適な温度と湿度は、
温度18℃~20℃/湿度40%~50%
といわれています。
そのため、まずは家の中に温湿度計の設置をして目視できることが大切です。
調湿できる壁材・観葉植物などの設置
観葉植物を置くことで、植物自体が空気や水分を吸放湿するのと同時に根本の土に水を含ませておくことで、適度な加湿が可能です。
また、調湿する壁材を使用することで消臭効果や夏場の湿気対策にもなります。
加湿器を置く
エアコンよりも輻射熱の暖房器具を使うことで、周辺の空気だけではなく直接身体や壁、床、天井などを暖めることができます。
室温以上に暖かく感じられ、相対湿度も高く維持されます。
暖房を切った後でも部屋自体に熱が残っているため、暖かさが維持されます。
暖房器具を使うことで乾燥はするので、加湿器を置くことにより、湿度も保たれます。
まとめ
日本でよく使用される木造在来工法は材木を使用します。
夏は湿気を取り込み、冬にはため込んだ湿気を吐き出すなど、木には優れた調質機能があります。
その機能により膨張・収縮します。
湿気対策を行いすぎると乾燥しすぎて、床や建具に使われている木材が反ってしまうことがあります。
特に冬場は暖房器具の影響もあり乾燥しやすいので、湿度を取り入れる工夫が必要です。
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