最近の軽井沢は、例年よりは気温は高めです。
今日は25度近くまで上がりましたが、朝晩は冷え込み、10度以下となる日もちらほら。
紅葉はまだもう少し先(例年10月下旬から11月頭が見頃)ですが、ちらほらと色づいている葉もあって、「ああ、秋が来たなぁ」と実感する日々です。
秋といえば、スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋…何をしても過ごしやすい良い季節ですが、今回の記事では「芸術の秋」と題し、軽井沢暮らしに溶け込む音楽とアートをご紹介したいと思います。
私自身、こちらに移住して驚いたのですが、軽井沢では暮らしの中で自然と芸術に触れる機会が多くあるんです。例えば、音楽。
ホール内のどの席へも音が均一に届くよう設計された五角形のコンサートホール「大賀ホール」があることは皆様ご存知かと思います。
夏には多くの観客で賑わいますし、他の季節も一年を通してプログラムが組まれ、良質な音楽を身近に楽しめる環境が整っています。
また、実はわざわざコンサートホールに足を運ばなくても、町内の美術館やカフェ、あるいは個人の別荘などでも頻繁にミニコンサートが開催され、お誘いをいただく機会があります。
こちらは昨年、知人宅で開催されたクリスマスコンサートの様子。
軽井沢を拠点に、全国でご活躍のシンガー・立原綾乃さんが、私も大好きな名曲『My Favorite Things』を歌っているところ。
こちらで暮らしていると歌詞にも共感する点も多くて、ますます大好きになった曲です。
綾乃さんは旧軽井沢銀座商店街・チャーチストリート軽井沢内でカフェ『VERANDA』をプロデュースされており、そちらでも定期的にミニコンサートが開催されています。
それから音楽だけではなくアートも、軽井沢ではとても身近な存在。軽井沢には大小様々に数多くの美術館が点在しています。
代表的なものをご紹介すると…まずは、観光地・旧軽井沢銀座からも程近い場所にある『軽井沢ニューアートミュージアム』
現代アートを中心に、日本だけではなく海外で活躍している作家の個展やグループ展が開催されています。
こちらは、長野県出身の現代アーティスト・小松美羽さんの個展を観に行った時のもの。
この時はご本人もいらっしゃっていて、ライブペイントのイベントもあり、全身でアートを完成させていく様、その迫力は圧巻でした。
また『軽井沢千住博美術館」も人気ですよね。
世界的に人気の現代日本画家・千住博さんの作品を展示する個人美術館です。
作品もさることながら、こちらの美術館は建物にもこだわりが。建築家・西沢立衛氏設計の建物は、周囲の自然や地形と一体になった総ガラス張り。遮光やセキュリティを重視して閉じた空間で展示をする他の美術館とは一線を画しています。
それから、軽井沢を代表する別荘地・千ヶ滝別荘地内にある『セゾン現代美術館』も必見です。
“緑の中の美術館”をコンセプトにしており、現代アートの名作が揃う美術館の展示はもちろん、イサム・ノグチ氏の彫刻が点在するお庭もとっても素晴らしい。
森の中にあって、観光客には少しアクセスが不自由かもしれませんが、足を運ぶ価値ありだと個人的には思います。
この他にもまだまだ、軽井沢にはここで紹介しきれないほどたくさんの美術館があり、しかもなんと軽井沢町民は、毎月1日であれば、なんと無料で入館できるんです・・・!
*軽井沢美術館協議会に加盟の美術館のみ
都会暮らしをしている時は、芸術やアートは“特別なもの”という認識でしたが、軽井沢暮らしを始めてからは、気張る必要のない、日常の中で楽しむものだと感じられるようになりました。
こちらのブログをご覧のみなさまも、芸術の秋、ぜひ軽井沢で音楽やアートを気軽に味わってみてはいかがでしょうか。
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