立地を活かした眺望の浅間山が見える別荘。
まずは解体。
新築物件と違って、解体してみて初めて分かることがたくさんあります。
プラン通り進められるのか！？
柱の位置や小屋組みの状況等々、図面と照らし合わせながら確認していきます。
自然災害の多いこの日本、地震や雨風にも耐えられることを第一に必要な補強も検討します。
解体が進む中、思わぬところに基礎の立ち上がりが！！既存のお風呂の基礎です。
コンクリートなので、壊すとなれば大変です。
やはり何事もなく、というわけにはいきません。
洗面所の収納の位置だったので、コンクリートは壊さず収納内部の形状を少し変えることにしました。
次に出てきたのが柱の問題。
浴室のドアの位置にある柱が移動できないことが分かったのです。
筋交いは他所で補強することで外せますが、この２本の柱の間ピンポイントでドアを取り付けなければなりません。
傾斜地にあるこの建物、お風呂の場所は宙に浮いている状態です（もちろん柱はあります(^^*)。
そのためユニットバスの方が安全と考えていたのですが、ドアの位置が限定されてしまったことで商品選びに難航。
眺望の良い立地を生かして窓からの景色もしっかり確保したいので、そこも譲れない部分です。
様々なメーカー、商品を検討して、先日やっと決まりました！
解体が進んでいくと小さなものから大きなものまで、色々な問題が出てくることがほとんど。
今のプランを変更する必要があるのか、うまく生かせるのか、柔軟な対応力と経験が試される場面です。
そういった問題を、一つ一つ検討を重ねて乗り越えていく。
その積み重ねが私たちの財産となり、お客様からの信頼にもつながります。
次回からは、改修工事の様子をお届けしますので、お楽しみに(^^♪
【今までの現場リポート】
「モデルハウス」浅間山が見える別荘1 現場リポート【改修プラン編】
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