玄関の風除室を解体し、別荘の顔である玄関まわりを無垢杉板で装飾し、別荘らしさを演出。今までの無機質なアルミ製の風除室から、温かみを感じられる玄関になりました。
玄関ホール上の２階和室を解体し、吹き抜けにしたことで明るい玄関ホールにすることができました。玄関ホールに続く2階への階段廻りも別荘らしさを表現できたかと思います。
リノベーション前は幅広い広縁と和室が続いていた居間でしたが、明るく開放的なリビングダイニングにして欲しいとの要望をうけ、天井を撤去し屋根トラスを効果的に見せる吹き抜けのある空間にしました。
また、リビングの味気の無い壁をインパクトのある【テキサスロックンウォール】にてアクセントウォールを施工しました。
【テキサスロックンウォール】は100％チークの古材を使用しているので、荒らしさと木の温もりがリビングルームにマッチしていい雰囲気だと思います。
また、以前の居間には玄関ホールとの間に使っていない１畳ほどのデッドスペースがありましたので、ワインセラーがぴったりと収まるよう収納スペースを設けました。
元々狭かったキッチンスペースを効果的にそして見栄えよくするために、オーダーキッチンで定評のある「キッチンハウス」さんとの打ち合わせを重ね、お客様の別荘スタイルにピッタリのオーダーキッチンを設置することができました。
キッチンの面材、タイルともに全体のバランスを取りながら選定したので、隣り合わせのリビングダイニングの内装にも違和感なく溶け込んでいます。
以前の照明器具も素敵な輸入住宅風なものが使われていましたが、今回のリノベーションでは間接照明、スポットライトをメインに変更しています。
飾り棚には、お客様のコレクションが栄える間接照明を使いましたのでディスプレイを楽しんでいただけると思います。
浴室は、カビの生えてしまった既存のヒノキの浴槽を解体し、エアーブローバスに変更しました。腰壁上のヒノキ壁は生かし、腰下のタイルを黒色から白色に変更しています。
既存のヒノキ壁を利用しながらも明るく開放的な浴室にリフォームできました。
既存のサッシや、シャッター、ウッドデッキまでメンテナンスをし、駐車場からのアプローチも綺麗に仕上げることができました。
リノベーションにより生まれ変わった別荘で、旧軽井沢を楽しんでいただければと思います。

施工期間　４ヶ月