先日現場に行った際、スタッフ岩井から、
『大工さんからもらったけどいる?』と言われ渡されたのがこちら。
聴いてみると、こちらは“框(かまち)の端材”だそうです。
框(かまち)とは・・・
床の端に渡す樹木のこと。
主に、床の間や玄関など、段差のある部分の高いほうの端に、横向きに取り付けられます。
框の種類
上がり框・・・玄関部分の框
床框・・・床の間で使用される框
縁框・・・縁側で使用される框
今回は玄関に使用する框だったため、『上がり框』。
玄関は家への出入りで頻繁に人が通る場所でもあるため、
框も見た目の良いものを使用したり、
耐久性の高いものを使用したりするケースが多いそう。
一般的には木材を使用することが多いですが、
石やタイルなどが使用されることもあります。
上がり框の役割は
・床の仕上げ材の端部を隠し、玄関を綺麗に魅せる
・靴の履き替えの際に座って安全に靴の着脱が出来るように
・訪問客とのちょっとした立ち話の際に、腰掛けて同じ目線で話すことが出来るスペース
といったものが挙げられます。
普段あまり気に留めることのない部分ですが、
これがあることによって玄関の使い勝手も、見栄えも大きく変わります。
毎日の生活で通る場所であり、目にする場所だからこそ、
こだわってみるのもいいかもしれませんね。
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