中古物件を購入したり、空き家を相続したりそのようなタイミングで改修工事を考えたりすると思います。

リフォームやリノベーションで事前に知っておきたいことをまとめました。

リフォームとリノベーションの違い

リフォーム

傷んだ仕上げ材を新しい仕上げ材に交換することを言います。

床のフローリングや壁紙を張り替えたり、古くなった便器や洗面台や、ユニットバスを新しい物に交換することもリフォーム工事と呼びます。

仕上げ材を新しく交換する程度ならば、建築確認申請をはじめとした許認可の取得は必要ありませんので、簡単な工事ならDIYすることも可能です。

リノベーション

建物の性能や質を向上させたり、間取りや天井の形などを変えたりする工事のこと。

リフォーム工事に比べて大規模な作業になります。

工事に際しては事前の調査や準備、設計作業が必要です。

例えば、今まで設けられていなかった断熱材を設置することで家の断熱性能を高めたり、細かく区切られていた部屋の壁を取り払い、大きなひと続きの空間に変えてしまうこともリノベーションと言います。

建物を大幅にリノベーションする場合には、用途地域や防火地域によっては許認可を取得する必要があるかもしれませんので、念のために事前確認をしておく必要も。

リノベーション工事を行う際には、建物の現状を理解し目的に合った工事を正しく行うことや、既存建物の状況調査(インスペクション)が重要です。

空き家だから気になること

人が住んでいる建物と空き家では、建物の傷み方が違うのはご存じでしょうか。

空き家となっていた期間にもよりますが、換気できていない状態が続くと木材が傷みやすくなります。

また、室内にこもった湿度の影響で各所にカビが発生することも。

見えないところにも同様の痛みが生じます。

人が住んでいる場合には何となく想像がつくことも、空き家の場合にはわかりにくくなります。

空き家だった 期間が長ければ長いほど、大掛かりな作業が必要になることはあらかじめ理解しておくと良いでしょう。

 

費用面

当たり前のことになりますが、リフォームする内容によって金額が変わってきます。

壁紙の張替え、キッチンや水回りの本体交換、シャワーホースの交換など、場所によっては数万円から100万円以上の場合も。

簡単な交換作業ならご自身で出来る場合もありますね。

外壁の塗り直しや、屋根の吹き替え工事もリフォーム工事に該当します。

建物面積や屋根の形状、塗装材料のグレードによって費用は大きく変化し、また足場の設置費用なども必要となります。

リノベーション工事費用

空き家を大規模に工事する場合は、そのほとんどがリノベーション工事に該当します。

間取りの変更や、空間の形自体を変えたり、天井面の撤去などが例にあげられます。

リノベーション工事で欠かせないのが基礎の確認。

築年数が経過し空き家になっている場合には白アリの被害の有無、土台の腐朽具合などをしっかり確認しましょう。

リノベーションのメリット

リノベーションのメリットとしては、居住環境の向上と、生活スタイルに合った住空間を新築するよりも安価に手にいられることにあります。

手を加えることで建物の資産価値も高くなり、賃貸として貸し出すことも可能だったり、売却する際にもプラスに働きますね。

自己所有している家を長い期間空き家としている場合は、倒壊や火災といった事故原因になるリスクも減ることに。

特に昭和56年6月1日以前に建てられた木造住宅は、現在の耐震性能とは違う基準で建てられているため耐震補強工事を行う際にはかなり高額になる場合もあります。

まとめ

空き家のリフォームやリノベーションには費用が掛かりますが、自分たちのライフスタイルに合った工事を行うことで、新しい快適な生活が手に入るのではないでしょうか。


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