家族でくつろいだり、友人がたくさん集まったりするリビング。
一般的に使う人や使用目的が決まっている個室や寝室とは異なり、リビングは家族みんなが使う場所です。
そのため、だれがどのように、どんな時に使うのかも様々。
人が集まる場所に物も集まってしまうと、窮屈に感じてしまいリラックスした時間が過ごせません。
今回は、リビングの用途や快適な時間を過ごすための工夫をお伝えします。
リビングの用途
まずは、リビングで何をするのかを考えてみましょう。
家族や友人との団らん、テレビや映画鑑賞、読書、パソコン、洗濯やアイロン等の家事などそこで行うことに優先順位をつけます。
食事をする
リビングがダイニングと一体になったスペースで食事をするご家庭も多いですよね。
家族の帰宅時間や食事の時間が合わない場合でも、家族が過ごすリビングで食事をすることで、コミュニケーションがとれるメリットがあります。
そのため、自然と家族団らんのスペースになります。
くつろぐ
テレビを観たり読書をしたり、スマートフォンやタブレットを使うなど、くつろぎ方はそれぞれでしょう。
勉強や仕事をする
子供がリビングで宿題をする家庭も多いのではないでしょうか。
また、在宅で仕事をしている場合、リビングで行うと子供を見守りながらできますね。
家事をする
洗濯物をたたんだり、アイロンをかけたりと、リビングできる家事もあります。
キッチンが対面式やオープンタイプであれば、食事の準備から後片付けまで家族と会話したり、子供を見守ったりしながら行えますね。
来客のもてなし
リビングは来客をもてなしたり、友人を招いたりするスペースにもなります。
一緒にお茶をしたり、食事をしたりする場合もキッチンから近く効率的。
子供が遊ぶスペース
子供が小さいうちは目が離せないため、家族が過ごすリビングで子供を遊ばせると安心。
また、赤ちゃんのうちは寝ている時間も多いため、リビングに布団を敷いたりベビーベッドを置いたりして寝かせることも多いでしょう。
くつろげるリビングを作るポイント
リビングをできるだけ広く使ったり、快適なリビングにするためのポイントをご紹介します。
リングを広くする
家全体のスペースは限られているため、寝室や個室を小さくしてリビングを広めに計画してみてはいかがでしょうか。
レイアウトにゆとりをもたせる
家具が窮屈に並んだリビングだとくつろぐという感じにはならず、少しストレスを感じるかもしれません。
家具同士も少し間隔をあけ、ゆとりのあるレイアウトにし、気持ちがリラックスできるようにしましょう。
セミオープンな個室やワークスペースを作る
少し落ち着いて仕事や勉強などをしたい場合、同じ空間にいながらも少し離れられるスペースがあると安心。
リビング続きの和室は少し横になったり、子供のお昼寝スペースなど用途が広がります。
背の低い家具を配置する
リビングに背の高い家具がおいてあると少し圧迫感があります。
背の低めの家具を設置することで気持ちもゆったりできるでしょう。
カラーを選ぶ
リビングのインテリアカラーも選ぶ色によってくつろぎやすくなるか変わってきます。
ベージュやグリーンなどはナチュラル感があり気持ちを落ち着かせてくれます。
一方、温かな雰囲気を出したいときは、暖色系の赤や黄色、橙などを加えてもよいでしょう。
大きな窓を取り付ける
設計段階ならリビングには大きな窓を取り付けましょう。
たっぷりと柔らかい日差しが差し込むリビングはそれだけでくつろぎやすいです。
照明の工夫
リビングの照明しだいで雰囲気も大きく変わります。
くつろげるリビングにしたい場合は、ソフトな明かりを使用し、間接照明なども取り入れると良いでしょう。
まとめ
リビングを広く使うにはものを必要最低限にして、可動式家具や持ち運びできる収納用品を活用してみましょう。
その結果、片付けもしやすくすっきりとした空間になります。
広いスペースが生まれることで、リビングの可能性が広がるでしょう。
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