寝室をリラックスできる空間にして、ぐっすり眠るのは重要です。

狭い寝室だとリラックスできないのでは、と思われるかもしれませんが工夫次第で快適な寝室にすることができます。

睡眠の重要性と部屋にベッドしか入らなくても狭くても快適な寝室づくりのコツをまとめました。

睡眠の重要性

睡眠には、疲労を回復しストレスを解消する働きがあります。

また睡眠不足や睡眠障害等の睡眠の問題が事故につながることから、快適な睡眠を確保することは、いきいきとした健康な生活や事故の防止につながるものと考えられます。

部屋からのアプローチとして、不快な音や光を防ぐ環境づくり、自分に合った寝具の工夫。

軽い読書、音楽、香り、ストレッチなど五感からリラックスすることで睡眠を促すこともよいでしょう。

狭い寝室を快適にするためのアイデア

物理的にはベッドが入りさえすれば、ベッドが主張しすぎないようするための、様々な視覚的な工夫ができます。

寝心地の良いサイズのベッドを選ぶ

部屋が狭いからベッドも小さめに、と思いがちですが寝室でまず重要なのが睡眠の質です。

寝心地のよいサイズのベッドを優先して検討することが大切。

部屋を広く見せたいとの思いで、無理して大人2人でセミダブルを使うよりも、部屋そのものが狭く見えても、少しでもスペースがあればダブル以上のサイズがおすすめです。

ベッドのサイズと動線・レイアウト

2人で寝る場合は、ベッドの両サイドには50cmほどのスペースがあれば十分と言われています。

出入りだけではなく、テーブルを置く場合も考慮した広さです。

難しい場合は、せめて片側でもなるべく広めに確保しておきましょう。

ベッドを片側に壁につけるか、離すか、どちらもメリット、デメリットはあります。

両側にスペースを開けておく場合

メリット

  • どちら側からも出入りが楽になる
  • 空間にゆとりがあるように見える

デメリット

  • 小さな部屋だとあまり選択肢がない場合がある

無理して両側に歩きづらい中途半端なスペースを開けておくと逆に部屋が狭く見えてしまうことも。

ベッドを片側に寄せる場合

メリット

  • 見える床面積が増え、より広く感じられる

この場合は、ベッドメーキングがしやすいように壁から10cmほど離すのがおすすめです。

収納やドア、窓の位置もレイアウトに影響をするため、ベッドを選ぶ際には動線、建具の開け閉めのスペースの確認しながら大きさや配置を決めましょう。

ヘッドレスベッドで省スペースにする

小さな部屋のベッドはヘッドボードやフットボードがないタイプを選ぶのがベスト。

フレームが大きなベッドはどうしてもその分場所をとってしまいます。

ベッドの頭部分の壁をペイントしたり、別の色や柄の壁紙を貼ってヘッドボード風にアクセントをつけてみてはいかがでしょう。

まとまり感が出て、印象も大きく変わります。

ベッドの幅にあわせずに、壁いっぱいの幅を使うことで横のラインが強調され、空間の広がりも感じられます。

淡い色は広さを強調

明るい色は部屋を広く見せる効果をもつことから小さな部屋では白が人気。

ただ、白は膨張色であるため、白いベッドリネンを掛けるだけではベッドの平坦で大きな面積が逆に目立ってしまいます。

同時に部屋がさらに小さくみえてしまうことも。

ベッドリネンの使い方や選び方、ベッドの上のスタイリングにもこだわることで印象が大きく変わります。

例えば、クッションをたくさん置いて立体感を出したり、淡い色でもグラデーションや質感のバリエーションを食わることで全体が緩やかに引き締まります。

アクセントカラーで引き締め

部屋を広く見せる白に、ベッド周りをキュッと引き締める縮小効果のあるアクセントカラーを使い分けるのもまた一つの方法。

濃淡のコントラストがシャープなイメージを与え、部屋全体をスッキリ見せてくれます。

小さな寝室でのベッド回りのアイデア

サイドテーブルを置くスペースがない

小さなシェルフを壁に取り付ける

寝る前に読む本やメガネなどちょっとした物が置ける場所があると嬉しいですね。

スタンドが置けない場合

照明を吊るしたり、クリップライトを使ってみる

棚を使ったり、壁にフックを取り付けて無造作に引っ掛けるのもよいでしょう。

窓回りはなるべくシンプルに

小さな寝室では窓周りはなるべくフラットにすることで見た目もすっきりし、少しでも省スペースになります。

ヒダの多いカーテンはどうしてもボリュームが出て、その分圧迫感も出てしまうことも。

とくにレースとドレープとダブルにする分、厚みが出ます。

カーテンであれば、なるべくヒダが少なめのフラットタイプにしてみては。

さらにすっきり見えるのがシェードやブラインド。

自然光の入り具合が調整でき、部屋が明るくなり、開放的に感じられます。

どちらでも、壁と馴染む色ですより部屋を広く見せることができます。

壁にフォーカルポイントをつくる

目線を床から引き離すために壁や、少し高い位置の棚にフォーカルポイントを設けましょう。

海外ではベッドの上にアートを飾る家も少なくありませんが、地震の多い日本では若干不安かもしれません。

軽めのファブリック、または好きな写真のコラージュなど、壁にアクセントをプラスすることで部屋の表情が大きく深まります。

まとめ

狭い部屋にベッドを置く場合は、寝心地を重視したベッド選びが大切です。

また視覚効果を利用してアクセントをつけたりすることでスッキリした空間に。

取り入れられそうなアイデアを試してみてください。


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