晴天続きの軽井沢。今日の昼間は20度を超え、汗ばむ陽気でした。

こんな日は、森の中の別荘地で、木陰のテラスでのんびり過ごしたい・・・まさにそんな贅沢の叶うリノベーション物件が、先日引き渡しとなりました。

当ブログでも“ニシムキの家”として途中経過をご紹介してきた物件になります。

 

 

ご覧ください、このリビングから続く広々としたテラス!

こちらはロケーションが素晴らしく、リビングにある大きな窓からの借景が圧巻。

まるで森の中で暮らしているかのような開放感があります。

 

 

写真を撮ったのが少し前なのでまだ茶色の景色ですが、今は新緑がそれはそれは美しいはず…。

リビングにいながらこの景色が楽しめるのは、軽井沢の別荘ならではという感じですね。

実はリビングの開放感を実現しているのは、一面の大きな窓だけではありません。

 

 

写真のように天井にも小窓がついており、上部からも光が注ぎ込む仕掛けが。リビングのソファに座ると、この小窓から空を見上げることができるんです。

まさしく、森の中で暮らす家、ですよね。

 

さらに、こちらのお宅は北欧風の仕上がりを希望されており、キッチンがとてもおしゃれなので是非ご紹介させてください。

 

 

木のぬくもりがあるキッチンには、背面部に格子が設置されていて、いい雰囲気のアクセントになっています。

ちなみにこの格子は、廊下からの採光を兼ねるためのアイデアでもあります。

北欧風キッチンとの馴染みも良いですし、さらにはこの脇にある和室にリンクする和モダンなイメージも兼ね備えているのがポイント。

リノベーションに際しては、どうしても「むむ…ここはどうしたものか」という課題にぶつかるものです。

その際にどれだけ良い解決策を用意できるか。オーナーの希望にどこまで近づけられるか。

それこそが腕の見せ所だと思いますし、そのアイデアの豊富さが当社のウリでもあります。

 

 

ドアをブルーに塗ったのも、アイデアの一つ。

ナチュラルな木の質感を活かしたインテリアも素敵ではあるのですが、廊下の採光が弱いためどうしても暗く感じてしまうのが難点でした。

ドアをブルーにしたことでパッと華やかになり、どこか生き生きとしたエネルギーを感じる空間になったと思いませんか?

 

 

洗面スペースからバスルームへ続くドアもブルーで統一。

ここも窓のない部屋になりますが、暗さを感じない明るい空間になったと思います。

また、こちらの“ニシムキの家”は、代々受け継がれてきた築年数の古い別荘。

リノベーションの内容としても外部補修程度で、それほど大掛かりなものというわけではありません。

そのため改修前の状態が残っている部分もあり、一部天井材に羽目板(レッドシダー)を使用するなどの工夫を凝らしました。新旧の違いが浮かず、違和感なく仕上がったと思います。

 

オーナご家族は今回のリノベーションに当たり、一家全員で内装や素材を検討されていました。

家ほど、住む人の個性や価値観が強く現れるものはないと感じます。

そしてその個性を存分に発揮できるのが、新築・そしてリノベーションの楽しさでもありますよね。

家族皆の思いとこだわりが詰まった、愛着の湧く別荘を建てられたとしたら、それほど嬉しいことはありません。

これからここで、たくさんの輝く思い出が生まれることを祈っています。

 

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