新築やリフォームを終えて引っ越しをしたあと。
しばらく住んでいると、なんだか家の中で『パキパキ』と音がしている…
このようなことはありませんか?
『家鳴り』といい怪奇現象のひとつとして言われることもあり、
小さな鬼のような妖怪がいたずらをして家を揺すって家鳴を起こしているという伝承もありますよね。
家が鳴る原因
妖怪ネタはさておき…
この音の原因は、木の水分が乾燥するときに起きる音です。
『木は呼吸している』といわれており、乾燥材といわれるものでも平均で20%程度の含水率のもののことを言います。
含水率
木に含んでいる水分のこと。
無垢の木は長い年月をかけながら乾燥させて、より強度を増していくというのが無垢材の特徴ともいえます。
木造住宅の場合、建材に木材を使用。
木は大気中の水分を吸ったり放出することで室内の調整を行います。
同時に木そのものも伸びたり縮んだりを繰り返す。
そうしてわずかなひび割れやねじれをおこす時に鳴るのが家鳴りです。
切られて何年経っている木材でも、生きているように収縮をしたりすることがあるので、家鳴りに関しては楽しんでしまった方が良いのではないでしょうか。
冬の乾燥の場合は?
冬場は人も乾燥が気になる季節ですが、木材にも同じことが言えますよね。
空気の乾燥によって木材表面が乾燥し、内部との水分差によって『パキ!パキ!』と音をともないながら割れが生じるのです。
家鳴りの原因の多くは、寒暖差による木材や鉄材の膨張収縮。
暖房を消した後、家が急速に冷え込み木材や鉄材が収縮するために家鳴りが発生することも。
徐々に温度を下げていくことで家鳴りを緩和させることが出来ます。
まとめ
家を新しくしたりリフォーム前は、湿気やカビ、結露などジメジメした感じが気になる印象はないですか?
新しい住環境にしたときに、湿気の心配はなくなり安心。
木造住宅の場合は『木が呼吸をしている』ため、乾燥すると、水分を放出。
湿度が高いと空気中の水分を吸収します。
また、最近の住環境の進化により湿気対策より乾燥対策の方が必要になる場合があります。
乾燥の感じ方には個人差がありますが、理想は湿度40%。
自身が乾燥を感じていなくても、木材が乾燥を感じている場合もあるので意識してみてください^^
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