今巷で話題の「バレルサウナ」。
樽型の屋外型サウナで、自然を満喫しながらサウナが体験できると話題を呼び、ホテルや旅館、キャンプ場など多くの施設が取り入れるようになりました。
そんなバレルサウナですが、自宅の敷地内に設置することも可能です。
実際軽井沢では、敷地内にバレルサウナを設置している施主様が多くいらっしゃいます。
今回は実際に施工したバレルサウナを例に、バレルサウナの施工手順、バレルバスの設置方法を合わせてご紹介します。
STEP1 バレルサウナ設置場所にウッドデッキ施工
敷地内の一角にバレルサウナとバレルバスを設置したいという施主様。
地面に直接バレルサウナを設置するという方法もありますが、今回はウッドデッキの上に設置することになりました。
ウッドデッキがあることで、デッキ上で外気浴や水風呂に入ることができ、土で汚れる心配がありません。
ちなみにバレルサウナを設置するなら、荷重を想定したウッドデッキ作りが必要です。
バレルサウナは種類によって異なりますが、重量は最低でも500㎏以上。
大きいサイズのバレルサウナの場合、1,000㎏を超えることも。
中に設置するストーブやサウナストーン、利用する人の重量もあるため、総重量+αの重さに耐えられるウッドデッキを施工しました。
しっかりとした基礎作りは、バレルサウナを設置するうえでとても重要なことです。
さらにウッドデッキの周りには、目隠しとしてフェンスを施工。
木の板を二枚重ねているため、風は通り抜けますが視界は遮ります。
塗装をすることにより、見た目が美しくなるのはもちろん、防腐効果もあり耐久性アップ。
真から整うためには、安定した土台と快適な環境が必要不可欠ですね。
STEP2 バレルサウナのパーツ塗装
バレルサウナは屋外に設置するので、紫外線や水、害虫から保護するために1枚1枚塗装します。
ちなみに写真は、事務所に設置したバレルサウナのパーツを塗装している様子。
本来の木材よりも濃いブラウンの塗料を使うことにより、より落ち着いた印象に。
塗装で色味を変えられるので、自分好みのバレルサウナにカスタマイズ可能です。
STEP3 バレルサウナの組み立て
※細かな手順は製品やメーカーによって異なります。
塗装済みのパーツを使い、組み立てていきます。
まずは土台となるパーツを設置、土台部分まで板をはめ、円形の前面部と中部、背部を設置した後、側部となる板をぐるっと隙間なく組み上げていきます。
▼施工中のイメージは過去に施工したバレルサウナの写真をご覧ください。
このような手順を踏んでいくと、徐々にバレルサウナの姿になってきます。
1枚1枚手作業で組み上げていくため労力と技術が必要ですが、熟練の職人さんと協力しながら、手際よく作業を進めていきます。
ドア用に開けた空間にドアをはめこみました。
雨による浸水を防ぐために屋根材を固定し、サウナ内にベンチを施工。
薪ストーブ、煙突も設置していきます。
最後に防腐塗装を行えば完成です!
美しく円を描くバレルサウナは、このような手順を踏んで、完成していきます。
そして今回はバレルサウナだけではなく、バレルバスの設置も行いました。
バレルバスで本格水風呂体験
バレルサウナと同じメーカーのバレルバスを設置していきます。
完成品を海外から輸入し、搬入や設置後の設備を整える作業を行いました。
今回設置したバレルバスは2~6人用で、総重量約200㎏。
1人では持ち上がらないので、スタッフ総出で運んでいきます。
デッキまで運んだあとは、バレルサウナ同様防腐塗装を複数回に分けて行いました。
水道管の設備と、薪ストーブを設置して、バレルバスの完成となります。
バレルバスはサウナ後の水風呂として使うのはもちろん、薪ストーブを使って温かいお湯にして露天風呂としても活用可能。
家族や友人と一緒に会話を楽しみながら入浴できるのは、大きなバレルバスならではですね。
▼バレルバス施工の様子はこちら(Instagram)
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▼完成したバレルサウナ&バレルバスはこちら(YouTube)
自宅で本格ととのい体験を
自宅にいながら、しかも大自然の中でサウナと水風呂を体験できるバレルサウナとバレルバスが完成しました。
施設では味わえない、極上のプライベート時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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