都会では条件があわず使用しにくい薪ストーブ、別荘に薪ストーブを置きたいと一度は考えたことはありませんか?
今回は、どんなお家の雰囲気にも合う薪ストーブのメリット・デメリットを紹介します。
薪ストーブのメリット
インテリアにもなる
普通の家庭にはなかなかない薪ストーブはそれだけでも存在感があります。
形やデザインも豊富なので、お気に入りのものを見つけてみてください。
料理ができる
暖房器具は基本的に室内を温めるだけの機能しかありませんが、薪ストーブならお湯を沸かしたり、ピザやお菓子を焼くこともできます。
普通に作ったものとは違ったおいしさを感じることもできますね。
暖房費がかからない
電気ストーブや石油ストーブとは異なり、遠赤外線の輻射熱で体を芯から温めてくれます。
温かさが広範囲に広がるため各部屋で暖房を使う必要がない場合も。
また、電気やガスも必要としないため、停電になった時も使用することができるので心強いですね。
洗濯物がすぐ乾く
冬は洗濯物を外に干してもなかなか乾きません、最高気温が0度を下回る場合は凍ってしまうため逆効果に。
薪ストーブがついていると、室内干しでもしっかりと乾かすことができます。
環境にやさしい
ガスや石油といった化石燃料は、燃やすと二酸化炭素を排出します。
薪ストーブの場合は、薪を燃やすことで二酸化炭素が排出されますが、薪を燃やすことで出る二酸化炭素は、木が成長するために吸収したもの。
もともと大気中に存在していたもので、新たに作られたわけではないので、環境にやさしいということになります。
薪ストーブのデメリット
初期費用が高い
薪ストーブ本体の値段もさることながら、煙突の部材、それらを設置する費用などを総合すると100万以上かかることがあります。
薪の確保と割る作業が大変
薪ストーブ最大のデメリットともいえる薪集めと薪割り作業。
薪は定期的にもらうことができれば問題はありませんが、それ以外だと購入することになります。
薪を購入すると暖房費がかえってかかさむことになります。
また原木をもらえたとして、今度は自分たちで薪を割る作業が必要に。
薪割は想像以上に体力を使うので計測的に行えるかがカギになります。
薪を乾燥させる場所が必要
意外と忘れがちな薪の乾燥スペース。
火にくべる薪はしっかりと乾燥させる必要があるため、雨風がよけられることと、1シーズン乗り切れるくらいの大量の薪を置いておくことができるスペースが必要になります。
暖まるまでに時間がかかる
薪ストーブはエアコンなどと違い、すぐに室内を温めることができません。
家の構造や広さによって変わってきますが、薪ストーブで家全体を暖めたい場合は2,3時間かかる場合も。
メンテナンスが必要
シーズンが終了した際にストーブ本体と煙突のメンテナンスが必要になります。
長く使うためにはメンテナンスは必須。
特に煙突のメンテナンスは業者にお願いする場合も多いため、通常の暖房機器に比べるとやや手間がかかってしまうということも覚えておきたいですね。
近所迷惑になることがある
薪を燃やした際に煙突からたくさんの煙がでるため、すぐ隣に家がある場合などは近所迷惑になることが考えられます。
まとめ
あこがれだけで薪ストーブを設置してしまうと、後々後悔してしまうこともあります。
薪をもらえるあてがあるのか、薪を置いておくスペースまで準備できるか、近所の人の理解は得られそうかなど事前にしっかりと考えておくことが大切ですね。
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