毎日毎日、本当に雨がよく降ってます。
軽井沢駅周辺では今日、日中も霧が出て、町全体がマイナスイオンに包まれているような、そんな天気でした。
ところが一方で追分方面に向かうと、まったくもって霧など出ていないんです。
軽井沢町は端から端まで走っても車で30分程度の小さな町。しかし意外にも標高差はあり、エリアによって天候がかなり違うことがよくあります。
私自身も軽井沢に移住するまで詳しく知らなかったのですが、軽井沢町は大きく7つのエリアに分かれています。
軽井沢に家を建てよう、別荘を建てようという時、どのエリアを選ぶべきか?
知っていると参考になると思うので、今回はそれぞれの特徴をご紹介したいと思います。
*エリアマップの無断転載はご遠慮ください。
①旧軽井沢エリア
明治21年、カナダ人宣教師であるA.C.ショーが第一号となる別荘を構えたあと、多くの外国人や日本の財政界人が別荘を建築しました。
「旧軽井沢銀座商店街」は現在も多くの観光客が訪れる人気観光スポット。
旧三笠ホテルや軽井沢万平ホテルなど歴史的建築物も多く残る、歴史と伝統が息づくエリアです。
土地の値段も、軽井沢町内で最も高額。場所によっては東京都心並です…!
ちなみに旧軽井沢は軽井沢町の中でも湿気の多い場所。それゆえ軽井沢らしい、苔むした庭を有する別荘が立ち並んでいます。
軽井沢駅にも近く利便性もあり、“軽井沢らしさ”を最も感じられるエリアだと言えます。
ただし冬は他エリアと比べて陽が当たりづらく、雪がいつまでも溶けずに残ったり、道が凍りついたりしやすい場所。先述のように湿気も多いので、年中利用を考えている場合はそれなりの対策が必要です。
②新軽井沢エリア
軽井沢駅北口周辺のエリア。生活に密着した居住地として人気があります。
通勤・通学の便利さで言えば町内一の立地。スーパー「デリシア」もありますし、駅の南側には軽井沢プリンスショッピングプラザもあります。
軽井沢随一の音楽ホールとして知られる「大賀ホール」もこのエリアにあり、隣接する矢ヶ崎公園界隈は緑も多くて景観も美しい。
ただやはり「町中」という印象が強いのは確かで、別荘というより定住向き。また、木々に囲まれた山荘をイメージされている方だと、少しイメージが異なってしまうかもしれません。
③南軽井沢エリア
軽井沢72ゴルフ、晴山ゴルフ場、軽井沢ゴルフ倶楽部などなど名門コースが点在する南軽井沢エリア。
レイクニュータウン、八風の郷、小倉の里別荘地、丸紅南軽井沢等、別荘地もたくさんあり定住・別荘問わず人気のある場所です。
特に軽井沢ゴルフ倶楽部のある南ヶ丘は近年、旧軽井沢エリアに引けを取らない人気があるそう。
南ヶ丘は旧軽井沢エリアよりは湿気も少なめで、平坦地でありながら木々が生い茂り、軽井沢らしい落ち着いた景観が魅力的。
2016年春には「発地市庭」が誕生し、これまであまり注目を浴びなかった発地界隈もどんどん開発が進んでいます。
④星野エリア
高級旅館「星のや 軽井沢」を中心に、「ハルニレテラス」や「軽井沢ホテル ブレストンコート」「軽井沢高原教会」「石の教会」そして若者向けに新たに登場したカジュアルホテル「BEB5」などが点在。
軽井沢きっての人気観光地ですが、その周辺には自然豊かな別荘地が広がっています。
山側で傾斜地が多くはなりますが、役所や病院、スーパー、ホームセンターなど生活に密着した店舗が密集する中軽井沢エリアにほど近い一方、実は旧軽井沢エリアへのアクセスも良好。
定住・別荘問わず利便性の良い場所と言えそうです。
さて、今回は「前編」として軽井沢町の東側を中心に4つのエリアをご紹介しました。
ひとくくりに「軽井沢」と言っても、エリアによって景観や雰囲気がガラリと変わりますし、家を建てる際に気をつけるべきポイントも異なります。
そのあたりはぜひ、軽井沢を知り尽くした当社スタッフにご相談くださいね。
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