町域の一部が上信越高原国立公園に含まれる軽井沢町は、トレッキングコースの宝庫。
町の中心部からさほど離れていない場所に登山口があり、気軽に自然と親しめます。
今回は、ベストプランニングスタッフのお気に入りトレッキングコースとアウトドアショップをご紹介します！
地元民おすすめのトレッキングコース
皇族も登られた離山をはじめ、軽井沢を代表するトレッキングコースをピックアップします。
ゴールに待つ絶景を楽しみに、爽快な汗を流してみませんか。
軽井沢の定番ハイキングスポット「離山」
難易度★★☆☆☆
特徴的な円錐台形の姿から「テーブルマウンテン」の愛称をもつ軽井沢のランドマーク。
距離は離れていますが、火山活動を続けている浅間山の側火山です。
コースは、歴史民俗資料館そばに登山口がある南コースと離山別荘地から登る東コースの2つ。
東コースは比較的道幅も広く緩やかですが、南コースはやや難易度がアップします。
春はルリソウやサクラソウ、トチバニンジンなどの花々が目を楽しませてくれますよ。
山頂からは、浅間山や北アルプス、運がよければ富士山を遠望できます。
東コース登山口には駐車場がなく、雲場池駐車場も利用不可（2023年3月時点）なので、離山通り沿いや軽井沢駅周辺の有料駐車場を利用されると良いでしょう。
高低差／約200m
参考コースタイム（往復）／約2時間
【参考：軽井沢町「離山」】
軽井沢最大の滝を目指す「千ヶ滝せせらぎの道」
難易度★☆☆☆☆
落差20メートルの名瀑「千ヶ滝」へ続く、渓流沿いのハイキングコース。
途中、川岸に温泉が湧くスポットや「木道の橋」「水遊び場」があり、変化に富んだハイキングを楽しめます。
苔むした岩と新緑、清流のコントラストを楽しみながらゆっくり歩けるコースなので、お子さまや年配の方も多く訪れています。
コース入口にトイレを併設した「千ヶ滝駐車場」があり、中軽井沢駅から約10分でアクセスできます。
2022年時点、滝壺手前の遊歩道が崩落により立ち入り禁止になっていますので、お出かけ前にご確認ください。
高低差／約80m
参考コースタイム（往復）／約1時間
【参考：軽井沢町「千ヶ滝せせらぎの道」】
浅間山のダイナミックな山容が目の前に！「小浅間山登山」
難易度★★★☆☆
小浅間山は、浅間山に寄り添うようにこんもりとそびえる標高1655メートルの側火山（寄生火山）。
標高約1400メートルの峰の茶屋から登山道が延び、春はタチツボスミレやミヤマヤナギなどの高山植物に彩られます。
山頂付近は火山特有の滑りやすいザレ場なので、トレッキングシューズとストックがあると安心です。
ザレ場を越えて山頂に立つと、目の前にドーンと浅間山の雄姿が迫ります。
ダイナミックな眺望は感動ものですよ！
山頂付近は雨風をさえぎる草木がないので、天候の変化には要注意。
自家用車でアクセスする場合、登山道入口前の路肩スペースに駐車するか、向かいの飲食店「峰の茶屋」で有料駐車場を利用できるか確認してみてください。
高低差／約260m
参考コースタイム（往復）／約2時間
【参考：軽井沢町「小浅間山」】
森閑とした山あいの道が続く「旧碓氷峠遊覧歩道コース」
難易度★★★★☆
旧軽井沢銀座の北端、二手橋の奥にある登山道入口から、旧中山道の碓氷峠を目指すトレッキングコースです。
山肌の深い森を縫うコースなので、春はこぶしや山桜の新緑が目を楽しませてくれます。
ゴールとなる「旧碓氷峠見晴台」では、浅間山や妙義連峰、南アルプスのマウンテンビューが迎えてくれますよ。
峠周辺には、長野県と群馬県にまたがる神社「熊野皇大神社」や、江戸時代から旅人に力餅を提供してきた「しげの屋」があり、旧街道の歴史情緒を味わえます。
4月下旬から11月下旬まで名物路線バス「赤バス」が運行しているので、歩き疲れた時は見晴台から旧軽井沢までバスで戻ることもできますよ。
高低差／約280m
参考コースタイム／約3時間
【参考：軽井沢町「旧碓氷峠遊覧歩道コース」】
トレッキングが一層充実するショップ＆スポット情報
「トレッキング前に装備を充実させたい！」という方のために、軽井沢のおすすめアウトドアショップをご紹介します。
パタゴニア軽井沢ストア
2023年4月下旬、「Patagonia」直営店が新規オープン予定！
1973年に世界的ロッククライマーが創業した米国ブランド「Patagonia」のウェアは、機能性だけでなく、色遣いやシルエットの美しさが魅力。
100％オーガニックのバージン・コットンにこだわった綿製品もおすすめです。
住所：軽井沢町軽井沢東8‐1
ザ・ノース・フェイス/ヘリーハンセン
軽井沢・プリンスショッピングプラザ イースト内にあるアウトドアショップ。
米国ブランド「THE NORTH FACE」のウェアは機能性に優れ、プロの登山家も愛用するほど。
独自素材のウェアを開発している「HELLEY HANSEN」はコスパ抜群です。
住所：軽井沢町軽井沢 軽井沢・プリンスショッピングプラザ イースト内
電話：0267-42-0701
OUTDOOR SHOP BRAV in 軽井沢
耐久性とデザイン性を兼ね備えた北欧生まれのアウトドアグッズをラインナップ。
取り扱いブランドは、1964年創業の「SWIX」や、サステナブルな生地にこだわるアウトドア・ウェアブランド「LUNDHAGS」など。
環境に優しく、長く愛用できるアイテムがそろいます。
住所：軽井沢町長倉9-119
電話：050-5490-8061
コロンビアスポーツウェア
1938年の創業以来、機能性とデザイン性で選ばれているアウトドアファッションブランド。
カラーバリエーション豊富なウェアは、防水性や保温性はもちろん、動きやすさに定評があります。
場所は軽井沢・プリンスショッピングプラザ イースト内。
住所：軽井沢町軽井沢 軽井沢・プリンスショッピングプラザ イースト内
電話：0267-42-1435
SASH! International
1903年に外国人向けのオーダーシューズを作る靴店として開業した「シューズメーカー G・サトウ」が前身。
今は、国内外の人気ブランドを幅広くそろえるシューズショップとして愛されています。
住所：軽井沢町軽井沢774 旧軽井沢銀座
電話：0267-42-9283
装備を整えて安全なトレッキングを！
軽井沢は、4月に入っても降雪や積雪の可能性があります。
トレッキングコースにも残雪箇所があるかもしれませんので、軽装を避けておでかけください。
滑りにくいトレッキングシューズの着用と防寒具の持参をおすすめします！
また、ズボンのすそを靴下に入れておくとヤマビル対策になりますよ。
4月頃はクマが活動を開始する時季ですので、山歩きの際はクマ鈴やラジオなど音の出るものが必携です。
ぜひ装備を整えて、安全で楽しい山歩きを楽しんでください！
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【施工例一覧】
