木目の種類に、『板目』と『柾目』というものがあります。

木の種類や色合いが同じでも、木目の柄が違うだけで印象も大きく変わります。

また、木目の柄ごとに、その木材の性質もそれぞれ変わってくるそう。

今回は、それぞれの特徴をまとめてみました。

 

①板目

写真のように、木目がタケノコのような形をしています。

木材の中心からずらした部分から製材され、

柾目材よりもとれる量が多いため、価格も比較的安価です。

節が多く、模様も様々ですが、木材一つ一つの個性を愉しむことが出来、

木の存在感を演出することが出来るといったメリットもあります。

柾目材に比べると収縮や反りが出やすい傾向にはありますが、

しっかりと乾燥させ、変形が生じた後に製材することで、

そういった狂いを最小限に抑えることができます。

 

②柾目

写真のように年輪がまっすぐな木目をしています。

木材の中心付近を製材した際にできる模様で、

1本の木から取れる生産量が限られており、板目材より高価となります。

収縮や反りなどは板目材に比べると少なく、狂いの少ない木材と言われています。

まっすぐな模様で、お部屋もすっきりとした印象に魅せることが出来ますよ。

 

まとめ

どちらが良い、どちらが悪い、ということはなく、

どちらも良さを持ち合わせている『板目』と『柾目』。

どちらを使うのかによってお部屋の印象も大きく変わるため、

木材を選ぶ際には木目にも注目して、お部屋をイメージしてみると

いいかもしれませんね(*^^*)

 

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