将来、軽井沢に家を建て、わんちゃんを迎えたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

犬の平均寿命はますます延びる傾向にあるので、高齢になっても快適に過ごせるよう住環境に気を配りたいものですね。

 

軽井沢は愛犬家にやさしい町

軽井沢は自然豊かで、わんちゃんものびのび生活できる町。

「人と犬が健康で楽しく幸せに暮らせる町・軽井沢」をスローガンに掲げる「軽井沢観光協会軽井沢ドッグツーリズム推進プロジェクト」をはじめ、さまざまな団体が愛犬家に寄り添う活動を展開しています。

軽井沢には、わんちゃん入店OKの飲食店やレジャースポットも充実しているので、「KARUIZAWA WITH DOG」等のポータルサイトを参考にしながら、わんちゃんとの軽井沢ライフを満喫してください!

【出典:SankeiBiz「ペットとの共生社会実現に向けて走り出す 『ペット動物のイノベーション創出』イベント開催」

 

わんちゃんとの共同生活にはこんな悩みが⁉

わんちゃんも人も快適に暮らせる家を実現するには、どんなことに留意すればいいのでしょうか。

実際に愛犬と暮らしている方のリアルな声が参考になるかもしれません。

2021年、犬を飼っている人を対象に実施された調査によると、住環境への不満点として「床が滑りやすいフローリング」「犬専用のスペースがない」「階段の段差・勾配がきつい」等の回答がありました。

上記のような点に気をつけながら、後悔しない家づくりを実現しましょう。

【出典:株式会社ピーネストジャパン「愛犬と暮らす方の住環境に関する調査」

 

わんちゃんが快適に暮らせる間取りとは

わんちゃんと暮らす家の間取りを考える際は、犬ならではの習性や犬種の特性を理解してあげることが大切です。

わんちゃんがストレスなく暮らせる家づくりのポイントをご紹介しましょう。

 

わんちゃんの居住スペースを明確に

設計の段階で、人とわんちゃんの共有スペースと、わんちゃんの立ち入り禁止ゾーンを明確に分けておけるとよさそうです。

火傷防止のためキッチンを立ち入り禁止にするのはもちろん、犬が苦手な方や動物アレルギーを持つ方を招待する時のために、わんちゃんが入れない部屋を設けておくと安心です。

立ち入り禁止の部屋は、わんちゃんのスリップやイタズラの可能性を考慮せずプランニングすることができます。

施工例:みんなが集う家

 

愛犬が走り回れる動線を確保しましょう

犬にとって運動できない環境は大きなストレスになると言われています。

特に、狩猟犬や牧羊犬は多くの運動量を必要とします。

悪天候でお散歩ができない日でも走り回れるよう、家の中に行き止まりのない回遊動線をつくってあげるといいかもしれませんね。

また広いウッドデッキがあると、より広い範囲を走り回ることができますよ。

施工例:広い樹脂デッキでバーベキュー

 

プライベートスペースを用意してあげましょう

犬の先祖であるオオカミは横穴で暮らしていたため、穴蔵のような狭いスペースに安心感を覚えるわんちゃんが多いようです。

階段下やキャビネット下などデッドスペースを有効活用した専用スペースがあると、落ち着いて過ごすことができるかもしれません。

スピーカーやテレビなどの音源は遠ざけつつ、家族の気配を感じられる距離に配置してあげると、よりリラックスできそうですね。

施工例:みんなが集う家

 

安全確保・ストレス緩和のための工夫を

ミニチュアダックスフンドやコーギーのように胴長短足の犬種は、椎間板ヘルニアにかかりやすい傾向があります。

また、大型犬も関節炎にかかりやすいので、段差を少なくする工夫があるとよさそうですね。

わんちゃんの中でも特に柴犬のような狩猟犬は、家や主人を外敵から守ろうとする意識が強いので、窓から見える人や小動物に吠えてしまいがち。

窓の位置を高くしたり、窓を防音仕様にしたりすると、警戒心を緩めてあげられるかもしれません。

また、犬にとって排泄中は最も無防備な状態なので、人目に付きにくい場所にトイレを設置してあげると、ストレスが軽減されるわんちゃんが多いようです。

トイレスペースの壁や床を防水・防臭素材にしてあげると、わんちゃんも人も快適です。

 

ペットシンクがあると便利!

わんちゃんの足や体を洗えるペットシンクの場所も、あらかじめ決めておくといいですよ。

お出かけから帰宅した時の動線を考え、玄関の内側やウッドデッキなど、使いやすい場所をご検討ください。

ドッグバスも多種多様。大型犬の出し入れが楽なタイプやデザインにこだわったタイプ、長毛犬でも毛穴まで洗浄できるタイプなど、製品によってさまざまな特徴がありますので、まずはプランナーにご相談ください。

シンクの配置場所を、土間リビングやインナーテラス(半屋外テラス)のように、屋外と屋内の中間仕様にするのも一案です。

施工例:家族みんなで楽しめる、古屋のような週末別荘

 

愛犬グッズの収納スペースを

犬種にもよりますが、お散歩グッズはリードやハーネスをはじめ、犬用レインコート、ペットキャリー、ペットカート等々、意外と場所を取るものです。

シューズクロークにペット専用の収納スペースを設けておくと、玄関先がすっきり片付きます。

災害時に備えて、ドッグフードのストックやトイレ用品、グルーミング用品などもまとめて収納しておくと安心ですね。

またリビングやダイニングには、ペットグッズはもちろん人間用の小物も置かないようにすることで、わんちゃんの誤食を防ぐことができるでしょう。

使いたいものがすぐに取り出せるよう収納スペースを工夫すると、わんちゃんにも人にもやさしい空間を演出できます。

 

ガーデンは愛犬のパラダイス!

庭や屋上にドッグランを設けるお客様も少なくありません。

敷設する資材は、天然芝やウッドチップ、人工芝、砂利などさまざま選択肢が考えられます。

足腰の負担軽減や排泄物の見つけやすさ、雑草対策、防虫効果など、メリットとデメリットを考慮しながら選びたいものですね。

屋内と屋外の高低差にも配慮しておくと、シニア犬になっても気軽に屋外へ出られるかもしれません。

プランナーと一緒に、犬種や個性に応じた庭造りをかなえてください。

また、ガーデンには、チューリップやスイセン、スズランなど、犬にとって有毒な植物を置かないよう注意しましょう。

 

室内設備を選ぶ際のポイント

上手な設備選びによって、わんちゃんのトラブルリスクを軽減できるかもしれません。床材や壁材を選ぶ際のポイントをご紹介しましょう。

わんちゃんにやさしい床材とは

2017年、リサーチ会社が実施したアンケートによると、リビングの床材に最も多く使われているのはフローリング(74.5%)ですが、近年、フローリングで足を滑らせ、関節を痛めるわんちゃんが増えているようです。

わんちゃんのスリップを予防するために、無垢フローリングやフロアタイル、クッションフロアなどさまざまな選択肢が考えられますが、「これぞナンバーワン!」という床材を決めるのは至難の業です。

たとえば、やわらかい材木の無垢フローリングは足腰への負担を軽減してくれますが、粗相しやすい子犬の場合、お手入れが大変な場合もあるでしょう。また、わんちゃんが大型犬か小型犬かによっても床材に求める耐久性は変わってきます。

リフォームの場合、お使いのフローリングにコーティングを施すという選択肢もあります。

100%スリップを防止してくれるものではありませんが、製品によって撥水や防臭などさまざまな機能があるので、プランナーにご相談ください。

【出典:MyVoice「住まいの床に関するアンケート調査」

施工例:愛犬とともに暮らす家

 

壁材選びは防音性や防臭性もポイント

犬は五感が発達しているので、においや音に敏感です。

壁の防音性や消臭性に配慮してあげると、わんちゃんもストレスフリーで過ごせるかもしれませんね。

ケミカル臭でわんちゃんの嗅覚を刺激しないよう、100%天然素材の左官材や壁紙を選ぶ方もいらっしゃいます。

乾燥による皮膚トラブルを起こしやすいわんちゃんには、調湿機能のある壁材もおすすめです。

また、傷や汚れが心配される高さまで腰板を貼るという方法もあります。

腰板は汚れを防止するだけでなく、インテリアを上質に魅せてくれますよ。

施工例:愛犬とともに暮らす家

 

ドアのおすすめタイプは?

室内ドアは、開き戸や折れ戸よりも引戸を選ぶ方は多い傾向にあります。

開き戸の場合、中型や大型のわんちゃんなら前脚をハンドルにかけて自分で開けてしまう可能性があるため、行動範囲のコントロールが難しくなるかもしれません。

逆に、わんちゃんが部屋を自由に行き来できるよう開け放しておく場合も、戸袋に収まる引戸なら邪魔になりにくいというメリットがあります。

また、玄関ドアがゆっくり閉まるようドアクローザーを設置すると、わんちゃんが挟まる事故を回避できるだけでなく、ドアの開閉音や振動でわんちゃんを驚かせる心配もなくなりそうですね。

注文住宅のメリット

わんちゃんの犬種や個性に合わせ、細かな希望を形にするなら、注文住宅がおすすめです。

アジリティ(障害物競技)ができるガーデンや、シニア犬が快適に過ごせる室内空間など、テーマに沿った家づくりを実現できるでしょう。

人とわんちゃん、双方の幸福度を高める家づくりを叶えてください。

 


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リノベーション・リフォームにご興味のある方・ご相談のある方は【お問い合わせフォーム】又は、フリーダイヤル0120-036-405までお電話ください。

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